Voice Rep 4 Light

『Voice Rep 4 Light』とは?

本ソフトは、上位版『Voice Rep Pro 4』から音声認識に最低限必要な機能だけに絞ったとてもシンプルな音声認識ソフトです。難しい操作はなく、買ったその日からすぐに使用することができます。
使い方はとてもシンプル。パソコンにマイクを接続してソフトを起動。あとは「開始」ボタンをクリックし、マイクに向かって話すだけでどんどん声を文字に変換してくれます。
また会議やセミナーなどの音声を録音し、その音声ファイルを取り込んで文字化する「文字起こし」も可能です。
さらに、オンライン会議の様子を録画して、その音声を「文字化」できるほか、キーボードだけで文字起こし作業を効率的に行えるよう「音声ファイル」の再生・停止などを任意の「ショートカットキー」から操作できます。
この他にも「タイムライン付与機能」や、音声認識結果の「テキスト編集機能」が充実しているなど、これまで以上に「文字起こし」に特化した仕様になっております。

※本ソフトにはオンライン会議を録画する機能は搭載されておりません。別途「画面録画ソフト」が必要になります。

主な機能

マイクから直接音声を入力して「文字化」

お手元にマイクを用意していただき、それをパソコンに接続。そして本ソフトを起動してマイクに向かって話してみてください。本ソフトではGoogle社の音声認識エンジンを採用しているのですが、その認識精度の高さに驚かれることと思われます。早口で話してもしっかり認識し、それをほぼ正確に文字化してくれるので、いろいろな場面で活用することができます。
また、会議やセミナーなどの音声をボイスレコーダーに録音し、その音声を再生しながらマイクに向かって復唱することにより、キレイに文字化することもできます。マイクの設定などいくつか注意する点があるのですが、本ソフトが設定を誘導してくれますのでご安心ください。
それでも設定がうまくいかない場合は、下記の動画をご覧ください。

オススメの文字起こし方法
「文字起こし」をされる方に最もオススメなのは「シャドーイング法」です。
ボイスレコーダーに録音した音声を本ソフトに取り込み、その音声を「スロー再生」にして、音声を聞きながら再生を止めずにマイクに向かって話し続けることで文字化する方法になります。
通常の再生速度の場合、再生を一時停止せずに復唱していくことは難しい面がありますが、スロー再生にすると、再生を止めなくても、聞き取っている音声をそのまま連続して復唱することが可能になります。
この方法は高精度な認識結果が期待できます。
(※ヘッドセットマイクが別途必要です。)

録音した音声ファイルから自動で「文字化」

音声認識ソフトを利用される方の大半は「文字起こし」をされているものと思われます。
会議やセミナーなどの音声を録音して、これを文字にする「文字起こし」は非常に労力のいる作業です。
本ソフトはこの「文字起こし」の作業負担をいかにして軽減するかを考え抜いて開発いたしました。
でも操作方法はとても簡単です。
会議やセミナーなどの音声ファイルをパソコン上に保存していただき、
「開始() > 録音音声を再生して文字化() ⇒ 実行()」を選択。
あとは音声ファイルを選択し、「開始()」を押すだけでOK。音声ファイルが再生され、リアルタイムでその音声を文字化していきます。
操作方法が分からない場合は、説明動画が用意されておりますので操作に迷うことはありません。

Voice Rep 4 Light画面

録音した音声を耳で聞いて、キーボードで「文字化」

音声認識機能を使わず、音声を耳で聞きながらキーボードで文字化する「従来の文字起こし」についても本ソフトでは効率的に行うことができます。
例えば、会議の内容をボイスレコーダーに録音し、それを文字に書き起こす場合、ボイスレコーダーの再生・停止を繰り返しながら、キーボードで文字を打ち込むのが従来の文字起こしの方法なのですが、これは本当に気の遠くなるような作業です。
でも本ソフトにボイスレコーダーの音声を取り込めば、音声ファイルの再生・停止など面倒な操作をすべてキーボードだけで行えます。
音声ファイルの各種操作については、お好みのキーに割り当てることができるので、自分が打ち込みやすいキーを設定してみてください。

Voice Rep 4 Light画面
キーボード操作の「自動化」で、文字起こしを効率化
本ソフトでは、音声ファイルの「再生・一時停止」「早送り」「早戻し」の操作を自動化することができます。
これにより、書き起こしの際に必要な
「再生 ⇒ 一時停止 ⇒ 再生位置を少し戻す ⇒ 指定時間待機」
という煩雑な操作を、何のキーボード操作を行わなくても繰り返し自動で実行されるので、書き起こしが非常に効率的に行えます。
「復唱法(リスピーク法)」で文字起こしを効率化
「文字起こし」の業界では、従来「録音した音声を耳で聞いて、キーボードで文字化」する方法が主流でした。
ただこの方法は上述の通り、とても気の遠くなるような作業で、多くの方が苦労されていたのではないでしょうか。
本ソフトはこの従来の方法を少しでも効率化していただくために開発されたのですが、その方法を「復唱法(リスピーク法)」と呼んでおります。
例えば録音した音声ファイルを10秒再生し、ここで一時停止、聞き取った音声をマイクに向かって話す、そして文字化。次は2秒程度再生位置を戻して直前の音声を確認してから再度再生、また10秒ほど再生してその音声をマイクに向かって話して文字化・・・。この作業を繰り返します。
従来の「キーボード打ち込み」をそのまま「音声認識」に変えたのが「復唱法」です。

動画ファイルを読み込んで、音声を「文字化」

本ソフトでは、「動画ファイル」を読み込んで、その動画の音声部分を「文字化」することができます。
例えば、オンライン会議の様子を録画して、その録画ファイルを本ソフトで読み込み、音声を「文字化」することにより会議の議事録作成を効率的に行えます。
読み込むことができる動画ファイルの種類につきましては「動作環境」をご確認ください。

※オンライン会議の様子を録画するには、別途「画面録画ソフト」 が必要になります。
※本ソフトで再生できない動画ファイルの場合、本ソフトの「ファイル 変換機能」を用いて「wmv形式」に変換し、読み込むことが可能です。

音声認識の精度を事前に確認できます

「音声認識ソフトは値段が高い。しかも認識精度が事前にわからないので買いにくい・・・」
そんな方のご要望にお応えしまして、事前に音声認識の精度を確認できるホームページを用意いたしました。
マイクなど事前に準備する作業もありますので、詳しくは以下のホームページをご覧ください。

音声認識時に「タイムライン」を自動で付与

本ソフトでは、音声認識する際にタイムラインが自動で付与されます。
ここでいう「タイムライン」とは、マイクから直接音声を入力される場合は「マイクで音声を入力した時間」、録音ファイルを読み込んで文字化する場合は「認識を行っている録音ファイルのカウンター位置」がタイムラインとして表示されます。
この機能は、文字化したあとの「編集作業時」に役立ちます。

※タイムラインは除去することもできます。
※タイムラインを付与させずに音声認識することも可能です。

Voice Rep 4 Light画面

音声認識結果を編集する「文書校正機能」

音声認識の精度はまだまだ完ぺきではないため、文字化したあとにはどうしても「編集作業」が必要になります。
本ソフトにはこの編集作業を効率的に行うための機能が多数搭載されております。

主な編集機能

句読点付与
文字化が完了した後「句読点付与」のボタンを押すと、自動的に句読点が付与される。
タイムライン除去
タイムラインが不要な場合、このボタンを押すとタイムラインがすべて除去される。
改行除去
エディタ画面上で「改行」が不要な場合、このボタンを押すと改行がすべて除去される。
その他の編集機能
フォントや文字サイズの変更、左寄せや画像の追加など、エディタとしての基本的な機能が備わっております。

機能比較表

※表を横にスライドしてください。

Voice Rep 4 Light Voice Rep Pro 4
ダウンロード版 標準価格 (税込):1ライセンス 6,980円 14,800円
リアルタイム音声認識転送システム
音声認識時にタイムライン付与
マイクによる音声文字化
読み上げ
入力音声のレベル判定
タイムラインの除去、改行の除去
句読点の自動挿入
数値表記の自動変換
録音音声を再生して文字化
録音音声文字化操作の自動化
タイムライン情報(音声ファイル・テキスト)の連動
自動繰り返し再生による文字化
ワープロ機能 簡易版 高機能版
音声認識が実行できる言語 日本語 日本語/英語/フランス語/
ドイツ語/
イタリア語/スペイン語/
中国語/
韓国語/ロシア語/
ポルトガル語
動画ファイルの文字起こし
再生速度変更(音程維持)
アンプ(再生時の音声増幅)
再生範囲指定
ミニプレーヤー
テキスト編集部を非表示
キーの設定(マウス操作をキーに割り当て) 9種類 16種類
イコライザー
フィルター
ファイル出力
音声レベルの均一化(ファイル出力に付属)
ファイル(コーデック)変換
時間情報ログの作成(音声ファイルも同時録音)
時間情報ログで同期
前回終了時の情報の保存と起動
テキスト編集画面からのカウンター移動

文字化可能(再生可能)な録音音声の形式

.wma / .mp3 / .wav

※24bitファイルは再生できません。wavファイルはPCM形式のみサポートしています。
※再生できないファイルは、本ソフトのファイル変換機能を用いて、mp3形式またはwmv形式に変換してください。
※すべてのファイル形式の変換を保証するものではありません。

その他のファイル形式 (Windows Media Playerが再生できる形式)
.asf / .wmv / .wm / .asx / .wax / .wvx / .avi / .mpg / .mpeg / .m1v / .mp2 / .mp4 / .mpa / .mpe / .mpv2 / .m3u /.mid / .midi / .rmi / .aif / .aifc / .aiff / .au / .snd

※その他のファイル形式は、上記すべてのファイル形式の動作を保証するものではありません。
※その他のファイル形式は、イコライザー、フィルターなど一部の機能が利用できません。
※パソコンに対応コーデックの追加インストールが必要な場合があります。
※.mpg/.mpegを音声のみ映像が表示されないことがあります。
スタート>設定>アプリを開き、アプリの機能の一覧の中に、[MPEG-2 ビデオ拡張機能]が存在しない場合、下記URLからインストールしてください。
https://apps.microsoft.com/detail/9N95Q1ZZPMH4?hl=ja-JP&gl=US

Voice Rep 4 Light画面

動作環境

Voice Rep 4 Light

・対応OS : Windows 10 32bit/64bit および Windows 11 64bit
・HDD : 150MBの空き容量
・その他 : Google Chrome(無料)、高速インターネット接続環境、マイク、ステレオミキサー

注意事項

※本ソフトウエアは、1パソコンの1つのログインーザーにつき1ライセンス必要です。複数のログインユーザー、複数のパソコンにインストールしてご利用頂けません。
※自作パソコンは動作保証していません。
※プレインストールされているOSからアップグレードされた場合のOSは動作保証していません。
※メーカーサポートのないWindows 10 / Windows 11での動作は保証しておりません。
※音声認識は、Google Chrome上で行います。Chromeがインストールされてない場合は、先にインストールしておいてください。
※Google Chromeダウンロードサイト・・・https://www.google.co.jp/chrome/index.html
※音声認識の実行には、Chrome上で認識を行うため、高速インターネット接続環境が必要です。通信回線の速度が遅いと、Chromeから本ソフトへのテキストの転送がリアルタイムに行われません。
※録音音声を再生して文字化を行うには、ステレオミキサーが搭載されているパソコンを推奨します。
※ステレオミキサーは、パソコンによっては、搭載されていないことがあります。
※ステレオミキサーが搭載されていないパソコンの場合、よくある質問のステレオミキサーがない場合の対応方法①、対応方法②をご参照ください。
音声認識の種類録音デバイス マイクによる音声文字化 マイク 録音音声を再生して文字化 ステレオミキサー録音デバイスは、パソコンメーカーがパソコンに搭載しているサウンドデバイスのことを指します。
録音デバイスの名称は、パソコンメーカーが設定しているため、上記の表記と異なることがあります。
※文章の編集・保存が可能な形式は以下の通りです。
Microsoft Word(*.docx) / Microsoft Word 97-2003(*.doc) / Adobe PDF(*.pdf) /Plain Text(*.txt)

免責事項

①本ソフトウエアは、Google社の音声認識エンジンをインターネットを介して利用しています。そのため、Google社の音声認識サービスが利用できなくなると、本ソフトの音声認識機能も利用できなくなります。音声認識のために、音声データがインターネットを介してデータが送受信されます。 機密情報を含む音声 のご利用はお控えいただきますようお願い申し上げます。本ソフトで音声を認識させても、音声やマイクの種類等の条件により、認識精度が出ないことがあります。これら音声認識機能のサービス継続、利用、精度等に関して、ボイステクノ並びに販売業者等は、いかなる責任も負いません。あらかじめご了承願います。
  なお、本ソフトでの音声認識機能については、Google利用規約(https://policies.google.com/terms?hl=ja)を よくご確認の上、ご利用いただきますようお願いします。

②マイクを通していない音声の会議録音、フリートーク、電話などの会話調の音声、街中のインタビューなどの場合は、認識精度は期待できません。ほとんど認識できないこともあります。また、録音品質が悪い(ノイズが多い)場合も認識精度が出ません。録音時に、マイクと口元が30cm以上離れている場合は認識精度が悪くなります。会議の場合は、発話者ごとにマイクを通して話すようにし、明瞭に話すことを心がけてください。テーブルの中央にICレコーダーを置いただけの録音の場合(集音マイクでの録音)は、認識精度は出ません。